1Q84と人間産業

人間が発振すると自分がなくなる。

立身出世を生きると、それは本来の自己を否定することで、
その否定の肯定が、立身出世となる。

これは自己への暴行であり、死に至る病だ。
自分をいじめ、立身出世は、自分のいじめ殺しだ。

だからエリートが、良心良識をなくしてしまう。
これが強欲人間だ。
良心良識をなくした成れの果てが強欲人間だ。

強欲を自信と称し、
遂に自分を見られない人間の特徴を持つ。
自信は、自分を見られないアリバイだ。