ヨーロッパは弱者を殺さない社会を作った。

だがこの世界は、反対者の殺人に成立する。
それが戦争と死刑の論理だ。

     *。
これが国家と国民の交わらない平行線の世界だ。
この世界に人間性はない。

主体・自我・国家・文学、
感動と幸福の世界は、カニバリズムの世界だ。

弱者を殺すことを、快楽としているのだ。