人がいい気持ちになった時、現実は破壊される。
何故なら、いい気持ちになることは、気持ちを発振させることだから。
発振した気持ちは、現実の否定の肯定である。
学問や芸術ではこの発振を使う。
だが日常でやることは、日常の破壊でしかない。
皆でお世辞を言い合う世界は現実の破壊であるからだ。
その反対が、お上のご都合主義だ。
相手を馬鹿にして見下すのだ。
日本はこの二つの割れた。
両者で発振したのだ。
この両者のパラドックスの解消が、問題な訳だ。
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日本の左右に割れた言論は、パラドックスの発振である。
日本のは理性がないから、言論が対立する。
理性は発振の防止である。
