消費は消耗である

感動することは、人生や人間性の消耗であり、
空しさや無力感を生産・販売・消費する。
感動の対偶は、人生の消耗であった。

いいことやれば、いいことでないことが起きる。
これが人間の存在構造である。

     *。
人はいいことといいことでないことのパラドックスに存在し、
これを発振させれば、ろくでもないことが起こり、
これを負帰還させれば、存在は安定する。