村上春樹はイデオロギーである

仏陀は独裁者であった。
悟りといういい気持ちで、人を釣った。
かくして現世は、悪党が支配者となった。

弱者は殺され、戦争と死刑が国家秩序となった。
その原因は仏陀にあるといわざるを得ない。

   *。
村上春樹は、孤独と喪失感で、人を釣った。

孤独と喪失で、人を染め上げ、
それでしか考えられない人を製造・販売・消費した。

これで有名にあり、金持ちとなった。
そこには孤独と無力に飼いならされた人たちが、
魂を揺らし、
孤独と喪失を魂の置き場とした。