現実の喪失 人類は過去を生きている

国家と産業にマスコミ・言論界・学界が処理しているのは過去の問題だ。

過密化し高速化した世界は、
問題を認識解決することは、過去を生きることになった。

現在を生きながら問題処理は過去を生きることだ。
現代人は現実を失った。

現実は予測し推測し洞察することでしか対応できなくなった。
現実とは創造的にしか出会えなくなった。

世界は予定調和的決定論的に対応できなくなった。
即ち、現実は確率統計的、即ち推測的創造的にしか対応できない。