2010-03-31から1日間の記事一覧

それで証明したものがセックスだ。何を言っているのだろう。無矛盾のセックスでは、子供ができるのだろうか? 証明して見給え。

セックスは矛盾か無矛盾か。 それを証明することは出来ない。もしこの文章が間違いなら、それは証明できる。

これを区別するゲーデルの不完全性定理だ。 即ち、文章は矛盾するが、文章は無矛盾である。 文章の階型に違いがる。 それを解消することが思考である。脱文章思考、 文章を使って、文章に囚われない。 それが自由思考だ。 ここに現実が現れる。 *。 例題。 …

状態の安定は、揺らぎの安定だ。 揺らぎでも、安定していないものもある。揺らぎに真偽二モードがある。

ついでに言えば、精神障害にも真偽がある。 精神障害は矛盾であるが、それは無矛盾である。 誤った精神障害と正しい精神障害がある。どっちがどっちだ。 文脈を理解しないと、分からない。言葉は支離滅裂でも、現実の文脈をたどると、現実が現れる。 言葉理…

成長という発振、 定在波という発振。 一皮剥けた。発振にも真偽があった。

成長と安定のパラドックスの解消

進歩と調和のパラドックスの解消。これが妄想人類の普遍のテーマだ。 パラドックスに開いて、それを解消する。 これが人類の生き方だ。そこで人類の生存は定在波となる。 即ち、調和振動となり、いい音楽となる。 *。 成長と安定のパラドックスを解消すると…

この違いをよく頭に入れる。 その精神修養の書が、1Q84である。

これがアメリカとヨーロッパの違いだ。精神修養は、人間を腐らせる。 真理探求は、人間性を育む。

人類は死の文明と取るのか、生の文明と取るのか。それが1Q84の問題だと捉えたい。 **。 アメリカは精神修養をする文明だ。 人を殺して精神修養で、収める。真理を探究して、社会問題として、人間性を謳う。

どっちを取るか、人類に迫る1Q84だ。 *。 「壁と卵」は絶対権力に卵をぶつける話だ。絶対権力は、絶対悪であり、人間性を否定する。権力悪を取るのか、人間性をとるのか。 それが1Q84の問題と捉えたい。 これでベストセラーの謎が解けたと考えたい。

アメリカは悟りという児童文学の世界だ。 それは大きくなれば、殺人を生きる。アメリカは永遠の不良少年であり、永遠の少年症候群の悲劇だ。かって人を殺したヨーロッパは、人を殺さない大人になった。

日本でも二百万部を売り、 世界では更に多くを売り上げるだろう。それは人類の根本問題に触れたからだと考えたい。 *。 悟りというエゴイズム、真理探究という人類主義。 その違いは殺人をするかしないかの違いだ。

    。

1Q84は事実として、人類にどっちを取るか迫っている。リトル・ピープル、迷える子羊として殺人を生きるのか、 その隘路を抜けて、相対性理論空間に抜け出るか。

1Q84はそのせめぎ合いを明らかにした。アメリカ的キリスト教と仏教は、弱者を殺す文明だ。 それは現実が検証している。ヨーロッパ文明は、弱者を救済し、死刑は廃止した。 それは現実に明らかだ。

村上春樹問題

村上春樹はアメリカ文化を通して、 現代世界に二つの文明があることを明らかにした。それは 1.アメリカ型の弱者を殺す文明。 2.ヨーロッパ型の弱者を救済する文明。それは権力追求と真理探究の違いだ。