良き心地こそが、悪魔地獄の方法だ。

良き心地は、強者の絢爛豪華を生み、
弱者の貧困を製造・販売・消費した。

これが後期消費資本主義である。

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人が良き心地に酔いしればこそ、それが悪魔地獄であった。

良き心地こそ悪性新生物だ。
良き心地が持続可能であることはない。
それは人心環境を破壊する。

現代を悪魔屋敷といわないものはいない。