エリートのパラドックス

普通の人の生き甲斐は、普通に生きることだ。

だが理論理性が発達して、エリートが世界を支配した。
だがエリートが繁栄することは、普通の人の殺人と略奪だ。

即ち、エリートが繁栄する戦略は、人類を殺人し略奪することだ。
これが1%の絢爛豪華と99%の貧困だ。
これが作用と反作用の法則である。

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貴族制度は、エリート制度に置換した。
これは普通とエリートのパラドックスとなった。

これが現代のダブル・バインドだ。
即ち、エリートにならないと殺され、
エリートになると、人類を破壊する。
エリートは悪性新生物だ。