言葉で世界は認識できない

言葉で世界は、理解できない。
この単純な現実を認識したゲーデル不完全性定理だ。

言葉は真偽不明であり、ただのメモ書きしか出来ない。
だがこの支離滅裂の中に、ある位相で真実が作られる。

その真実が数学である。
紫式部は、数学を使わず、数学していた。
これが純粋直観である。
紫式部を解読するに数学が必要であった。