不安の時代

幸福は不幸を生み、不幸は満足を生み、満足は不安を生み…。
作用は反作用を生み、その作用は反作用を生み…。

人類の存在様式が変わる。
今の日本は、狂気や犯罪より、不安が問題になってきた。

犯罪は激減し、不安の時代となった。
その中の一つが、自殺や不安障害だ。

        *
この時系列を取ると、エネルギーの時代を終えた状況が見える。

ナッシュに均衡理論を考えよう。
権力が最大の利益を上げる戦略は、人類に不安を与えることだ。

不安が権力の利益装置となった。
政治も経済も不安を売りにしている。