村上春樹は作用素である

村上春樹は日本語を一新した。

よく分からないが、よく分かる。
即ち、確率統計世界を、実数で書いている。
即ち、これは量子力学世界だ。

世界はカオス化し、
この理解できない世界を、
理解できる要素で書く。

言葉に出来ない世界を、言葉で書く。
これは作用素の世界だ。

     *。
よく理解できる世界を、よく理解できる言葉で書く。
これは関数の世界だ。

量子力学は、何がなんだかイメージできない世界を、
観測可能の言葉で書く。
言葉とイメージに不確定性原理が成立している。