日本文化なイマジネーション・パフォーマンスである

かっての日本建築には図面がない。

建物がシテであり、建築者がワキであった。
即ち、建築は能であった。

人と材料の間に建築物が作られた。
建築は両者の間であった。

即ち、建築物は生き物や幽霊であった。
それは人や物やもろもろの霊である。

建物や仏像は、人の霊を開ける鍵であった。