源氏物語はこの真実を突き付けている。

喜びを生きる第一編、
苦しみを生きる第三篇、
中間の第二編。

これらが固体・液体・気体のように、
或いは陸・海・空のように重なり合う現世だ。

              *。
こう考えると、
グローバリゼ−ションもあってもいい訳だ。

だが世界を支配しては困るということだ。