人類は新世紀に入った。 これが現代の意味である。

人間性の破壊が、人間性となった。 人間否定の肯定が、人間性となった。これは発振であり、世界を創造的に支離滅裂にした。 * ゲーデルの不完全性定理は、真っ黒なオセロを真っ白にした。 人類を暗黒から解放した。ゲーデル忍者の背負い投げ一本が決まった。

言葉によって、意識と自分が切り裂かれ、 言葉によって、社会と自分が切り裂かれ、 人は偽善と欺瞞の演技を強要される。ここに宗教や道徳、国家・法・文学のごまかしが必要になった。 これらは人類を妄想型統合失調症にした。 * 日本では、美しい日本や愛国…

言葉を超えた魂が必要になった。 これがシュレーディンガーの予言である。これは紫式部世界である。

だがゲーデルの不完全性定理により、理論理性は嘘や妄想であることが証明された。西洋語は、言葉の階型が、パラドックスの解消段階が進んでいる。

日本語はスカラー言葉である。西洋語は、ベクトル言語である。 ベクトル言語は、言葉に方向性を持たせた運動量である。 そこには論理があり、首尾一貫性が保存される。 * 即ち、スカラー言葉は、論理の無い言葉の羅列である。 スカラー言葉は、世界を模倣す…