創造の対偶は、破壊である。

天国だけを作ることは出来ない。天国と地獄は、対偶対称だから。 両者は、ペアで発生する。天国と地獄は、コインの表裏だったのだ。 善と悪は、コインに表裏だったのだ。 *。 だからゼロセットで生きろ。 これが紫式部知性だ。やっと国家天動説から目が覚め…

誰もが善人になろうとし、宗教や道徳に頼った。 そこの出来たのは、悪徳国家だ。 国家は弱者を殺して食うシステムだ。強者は悪となり、殺される弱者が善人となった。 *。 どうしてこうなったか。世界は対偶対称で出来ていたからだ。

人類は誰もが、いい暮らしをしたいと思った。 その為、工業化をし、金融化した。その結果、生活が破壊した。 *。 いい暮らしの対偶は、生活地獄化だ。天国を作るつもりで、地獄を生み出した。

感動は部分であり、世界全体を見ないと、評価できない。幸福と不幸は、ゼロサムであった。 この事実を理解できないことが感動であった。

感動しているものは、この矛盾に気が付かない。感動の対偶は、殺人である。これをエゴイズムと認識・理解できない。 *。 感動は発振であり、自己否定の肯定である。感動は悪性新生物であった。

感動の条件は、空虚感を作り、孤立感を作り、 それを音楽や美しい風景で、揺らす。 するとそこに解放感や恍惚感が生まれる。これが感動の本質である。 *。 だが良く考えると、 感動も出来ない人がいて、彼らを殺すことだ。感動は新たな矛盾を生む。 感動こそ…