これで良き心地が保てるのだろうか。不快は地下迷宮に入れ、意識しなければこれで済む。仏教は二重人格の作り方だったのかもしれない。

これが仏教の成果だろうか。 そこで良い心地になる。これが成仏なのだろうか。 *。 世の中どうなっても、自分さえ良き心地ならいいのだ。ヨーロッパはこれをエゴイズムと解読した。

日本の職場は戦場であることが分かる。家ではいいお父さん、職場に出れば殺人鬼。 相手を殺さなければ、生きられない。 *。 相手を殺すことが出来ない人は、常習累犯窃盗となる。 空き巣で暮らすしかない。 そうして独身で、刑務所で無縁仏になる。それが否…

1.上官の命令だ。逆らうと殺される。 2.自分を守るか、殺すかだ。 3.仲間が殺された。三つのエンジンが共振する。 ここに破滅が起きる。 日常生活困難となる。 *。 日本の場合はどうだろう。1.上役の命令だ。逆らうと組織から追い出される。 2.会社を辞める…

これが人類ガンである。

弱肉強食の生存競争を止められず、人類全滅に突っ走る。これが慣性となった。 それは人類全滅の反作用である。

強欲は痛み止めと点滴で、生き延びる。 弱者には、痛み止めも点滴も与えられない。 死を生きるのである。 *。 死は人類の存在を不可能にする可能性となった。 これがグローバリゼーションである。

強者の強欲が、人類のガンになった。強欲エリートは、弱者を殺すガンである。 強欲ガンが、人類全体に転移し、激痛が世界を走る。

人類全員加害者であり、被害者である。 即ち、グローバリゼーションは強欲の弱者への殺人と強盗である。人類はこのパラドックスに陥った。 即ち、このパラドックスの解消が人類の問題となった。 *。 ここの新しい道徳が必要になった。 人の道は、この加害者…