2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

人間をまとめることと、バラバラにすることの違いが認識されないのだ。 これが感情だ。今の感情を、バラバラにすることが、解放感だからだ。

国家の奴隷になることを、解放感といい、 国家の家畜になることを躍動感といい、 国家の乞食になることを、幸福感といっているのだ。人間をバラバラにすることを、快楽といっているのだ。 *。 何故だろうか。 そこには理性がなかった。感情ばかりがあり、 そ…

これは仏教にも言える。 仏教や儒教は、国家の奴隷や家畜、乞食や家来を作っていた。村上春樹文学は、国家権力の奴隷や家畜を作っていた。

これがバラバラ化現象だ。 *。 孔子は分かっていた。 論語に従うと、国家の奴隷になる。 国家権力の餌食になってしまう。だが彼は対策を取れなかった。 理性を作らないと、処理できないからだ。

大人はパラドックスの解消を生きる。 子供はパラドックスの発振を生きる。この大転換をする青春や第二反抗期だ。 第二反抗期は、人生を転換する大事業だ。 これが理解されておらず、 永遠の青春を求めるアメリカや日本だ。そういう人がいてもいい。 だがそれ…

殺人の快楽

人や世界に正帰還を掛けると、発振し、バラバラになる。 負帰還を掛けると、安定し纏まる。子供とは正帰還を掛けることだ。 そこに夢と希望がある。大人とは負帰還を生きることだ。 そこには安心・安定・安全がある。

日本人は子供なのだ。これでは現実の非ユークリッド空間を認識できない。 日本の法律のように、訳の分からない屁理屈になる。村上春樹は、児童文学である訳だ。

日本人が日本を認識できないのは、感情でやるからだ。 感情は現実を認識しない。 **。 感情論のリアルと、理性のリアリティは違う。現実原則と快楽原則、 感情論は快楽原則であり、現実を生きる大人だ。 快楽原則や感情原則は、子供だということだ。

愛国心は、リアリティではない。 愛国人は、嘘や妄想である。 愛国心は、人を差別・排斥する感情論だ。これで日本人は畜生となった。 *。 リアリティは、理性的にしか認識できない。感情が入れば、それはただの感情論だ。 感情はリアルでも、それはリアリテ…

日本人や世界の人は、これを分かっていない人が多い。魂が揺すられる位で、魂ができることはない。 それは嘘や妄想だ。 *。 村上春樹自己療養診療所は、リアリティとリアルを区別した。 リアルは必ずしもリアリティではない。

感情と現実は、不確定性原理で遮断されている。感情が入ると、それは現実ではない。

現実を生きるには、感情や気持ちを排除せねばならない。 リアルは現実を認識しない。魂を実現しないが、予感させるだけだ。感情や気持ちの入った世界は現実ではない。 **。 ヨーロッパの両義性や非ユークリッド空間は、感情ではない。 これが理性論で得られ…

村上春樹によって、人生を変える人も、変えない人もいる。ここにフロイトの現実の原則がある。 つまり、現実は、感情や気分ではない。

村上春樹は自己を解放したか、しなかったか。 それは証明不能だ。もしこの文章が、間違っているなら、 村上春樹を読むことで、自己が解放されることが証明できる。二つの文章は、証明不能のと証明可能の矛盾にある。 この文章は成立しない。 *。 そこで矛盾…

村上春樹には、 自己を解放し、自己を躍動させ、幸福感に溢れるように作り変える力がある。そこには愛や魂が溢れ、 それをリアルに感じさせる。 **。 そこで考えるのだが、愛や魂とそんな簡単に溢れるものか。 それは嘘や妄想ではないか。村上春樹を読むくら…

そういう人を診療するのが、村上春樹自己療養診療所だ。 即ち、村上春樹を読みことだ。そこにはしゃれた文章があふれ、 人の不満をよく聴き、その不満を解消するのだ。その会話の気持ちよさに酔い、 人によっては人生の指針を得る。

村上春樹自己療養診療所

村上春樹のしゃれた会話の嵐に触れると、誰もがお洒落になる。現代人は、消費と空しさに切り裂かれ、 人はアンリアルになってしまった。その孤独と無力感、寂寥感と喪失感、 人は精神飢餓を起こしたのだ。

社会の正常はこの責任にある。これが紫式部思想だ。

それをしない善人は、善人でなく、極悪だ。 日本人は極悪であったのだ。一人ひとりが、この認識をすることが、正常な日本を作るのだ。 今の日本は正常ではない。 一人ひとりが責任を取っていない。

悪にも、正しい悪と、間違った悪がある。これが矛盾の無矛盾だ。 世界は矛盾であり、その中に無矛盾を作ることが、人の生き方だ。 これを阻止する悪は、困るのだ。無矛盾を作れない悪は、人が捨てなければならない。

光源氏という進行波、紫の上という後進波、 世界はこの二つの奏でる音楽である。この二つが、いい音楽を奏でることだ。紫式部は、世界をこう認識していた! *。 善人 なをもて 往生をとぐ、いはんや 悪人をやこの世は善悪からなり、両者がいい音楽を奏でれば…

識字率向上は、人間の破壊であった。 本当は、知性の向上が必要であった。知性のない識字率は、人間の野獣化であった。 *。 これを光源氏に見る。 彼は憎めないどうしようもない人ではあった。現代人は、光源氏を生きているのだ。だが二つの成分が、いい音楽…

人類はこの間歇発振を生きている。 この愚かさを分かっていない。 これが人間の知的程度だ。

紫式部思想 無矛盾とは安定性である

紫式部思想は、パラドックスの解消である。 光源氏はパラドックスを発振し、崩壊した。 紫の上は、パラドックスを解消し、生を全うした。光源氏は矛盾を生き、安定性を失い、紫の上は無矛盾の安定を生きた。この世には、この二つの生き方がある。 *。 人類に…

村上春樹の世界は、いじめ殺しの世界だ。 彼に賛同するものは、いじめ見殺しを問題にしない人たちだ!

村上春樹は、美しい自殺の方法だ。 そこには人間も人間性もない。 それを愛とか魂と上書きしたのだ。

1Q84は、そのテキストとなる! ここに子供と大人の違いを検出できる!甘えることの対偶は、甘やかすことだ。

他人に解してもらう。 これは依存であり、あなた任せだ。西欧の極限も、達成されるかされないか分からない。 だが自己は維持される。これが西欧と東洋の違いだろう。 *。 東洋人は大人になることに失敗した。 ヨーロッパはそれに成功した。これを村上春樹文…

そこで西欧は「真理探究」を考えた。 世界の真相に迫る方法だ。あらゆる人間に極限に、知性を集中することだ。 *。 ここで人は世界理解に達する。 それを求める活動を、人間性としたのだ。仏教的活動は、できるものにしかできない。 これが甘えだ。人間一般…

只管打座=待てば海路の日和かな。 意識すれば嘘、しなければ本当。これは容易に実現しない。