2008-10-30から1日間の記事一覧

日本もヨーロッパも同型構造であった。それが文化の本質だからだろう。 位相が違うだけだ。

日本文化の真髄は、世界を突き抜ける魂の運動である。人は燃え上がり、爆発炎上し、宇宙に抜けて星となる。

即ち、自然世界にポインティング・ベクトルを立てる、 即ち、鶴の花嫁となって、宇宙を突き抜け、星となる。

客観的普遍妥当性は、不変的永遠的心性と翻訳変換できる。すると前にやった、 男の哀愁は、日本人の霊魂の特性かも知れない。 *。 ここに心を開くことが、 日本文化が生きることだろう。

すると狐の酒盛りは、スカラー世界だ。 鶴の花嫁はベクトル世界だ。

西欧も日本も同じような構造を持つ。人間が自然を生きるのだから当然だろう。

西欧を直線座標とすると、 日本は極座標だろうか。西欧をベクトルとすると、日本はテンソルではないか。ホログラフィー・イマジネーションはテンソルだ。

不変的永久的霊魂性

西欧の意識展開空間は、客観と普遍と妥当の三次元空間だ。日本文化は、心の世界のホログラフィー・イマジネーションだ。 これを西欧の言葉で開くとどうなるか。心と魂と霊の三次元空間を設定する。 すると、それを客観と普遍と妥当に対応させられる。客観的…

源氏物語は魂を実体化していた!魂を生きる量子自己は、実存自己であるだろう。これが日本文化だ。

絶対自己では浮気は離婚だ。相対自己では両方で浮気する。量子自己は、そういう人間関係と結ばない。

泣くことと白けること、 ここに量子自己がある。量子自己、それは魂であるだろう。絶対自己や相対自己とは違う世界だ。

こうして光源氏との関係を展開した。実存的愛、 紫式部はこれを書いていた。

即ち、自分に立てば、自分の感情は消え、 自分の感情の立てば自分が消える。これを使い分ける実存自己ではないか。 *。 紫の上が泣いた時は、彼女は消え、 彼女がしゃべっているときは、彼女の感情が消える。

愛は量子場となり、量子化されている。自分と相手の間に不確定性関係ができる。

これはサルトルで考えられる実存愛だ。 *。 実存愛の構造はどうなっているのか。自分の関わる相手の部分と、 関わらない部分が分離されている。

紫の上は光源氏の女関係に、 体が震えるほど泣いた。でも光源氏には、 あなたがそうするには訳があるでしょうから、 あなたの考えでそうしていいんですよ、という。

これが実存ではないか。 *。 こう考えると、源氏物語の紫の上もこうしていた。源氏物語には実存愛があった。

すると嫉妬の鬼となることは制御されるだろう。嫉妬心はあっても、 それに占拠されない。

更にその気持ちが、 原始状態に分解される。これを量子化されるといおう。 *。 衝動量子から、いろいろの感情が作られる。支配欲とか、嫉妬の衝動の絡まりや塊を、 コンビネーションする。

独占欲が相対化される。自分も相手も持っている。

女は作られた、 社会に作られた女が、 男を作った。それがサルトルだといえないことはない。しかし二人は永遠の恋人であった。 *。 どういう意識ならこれを許せるだろう。まず独占欲や嫉妬を抑えなければならない。これがあってもこれに支配されない意識が必…

ボーボアールは、サルトルの見ている前で、 いろいろの男と寝た。サルトルは結局これを許した。

実存愛 サルトルと紫の上

サルトルの言う実存と何か。サルトルとボーボアールの関係を考えて見よう。 大学時代に恋人関係になった。

民主主義を使って、犯罪する。 犯罪に法治国家や民主主義を使っている。

犯罪に犯罪、 繰り込み運動が起きてしまう。そして司法は正しい方を罰する。 司法も発振していて、 犯罪の主体であり、その促進媒体となった。国家は機能していない。

意識を発振させると、 あらゆる物事が壊れる。現代はそういう時代となった。

即ち、無能の過激による共振であった。 *。 この正当化は、発振防止回路を作ることだ。即ち、負帰還の掛かっていることがよい意識であり、 発振が悪い意識であり、 その間のただの意識である。

これを資本主義と民主主義でやった。だから問題ない。それは民主主義でも資本主義でもない。それは金権主義による自己破壊の衝動でしかなった。

感動や幸福にも、 悪いものと普通のものと良いものがある。夢と希望には、この識別がない。 より強い衝動にロックオンする。

エリート全体がシテをやって、 ワキがいなくなった。判断がなくなった。 衝動が激しく発振した。これが雪崩効果だ。 経済が雪崩を打って、爆走した。これは経済の破壊であった。 それが分からない。 いやその過激さに感激した。 *。 アメリカは幸福と感動に…