2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ここでは問題があって、死ななければいい。 即ち、安定を生きることとなった。 *。 安定系で問題解決をすると、 かえって問題を作ってしまう。

現代は爆発する文明の中に、 地球社会という安定系を作り出した。文明は爆発の時代を終わり、安定の時代に入った。 これが地球社会だ。

いろいろの問題を、最適化する。これが負帰還方式だ。 即ち、最適化は安定化であることが分かる。 *。 宇宙は正帰還にある、即ち爆発している。だがその中に地球のような非爆発系がある。即ち、爆発力なる正帰還の中に、 帰還の位相を変えた負帰還が存在する…

これは問題を解決するのでなく、問題を作っていた。 更にねずみ講をやる国家権力だ。 即ち問題解決と称して問題を作る。即ち、悪徳権力を生きさせることは、 無力を死に廃棄することだ。これで正帰還の時代は終わった。

これがここで言う負帰還医学だ。文明自体が、このように変わってきた。 問題解決が、問題を作ることになった。経済のメルトダウンはそういうことだ。 *。 経済のメルトダウン問題にこのシステムが見られる。フィードフォーワードで、 即ち発振させて、 即ち…

最近中井久夫が丸山ワクチンで指摘しているが、 ガンがあっても、死ななければいい。 こういう考えを出している。

病気を殺しに行くと医学に殺される では

問題解決はフィードフォーワードである。現代は問題を安定化するフィードバックへ転換しつつある。即ち爆発の時代から、安定の時代へ。 文明が転換しつつある。 *。 分かり易い医学の場合を考えよう。病気を発見して、それを解決する。 これがフィードフォー…

即ち、我々の幸福と感動は贋物だった。

これがボードリヤール・シミュレーションだ。 *。 幸福と感動こそは、悪魔のお菓子だった。このお菓子に噛み付いたとたん、 我々の持っていた本当の幸福と感動はなくしたのだ。

我々が幸福産業に感動する以上、 それは幸福産業が我々に抱いている感動の反映以外のなにものでもない。幸福産業は悪魔の産業であり、 我々の不幸を心底喜んでいるのだ。

幸福産業は我々が考えたいるようなものではない。幸福産業は人に反省を促すために、 人をおちょくってくるのだ。

幸福や感動はなかったのである。それを実行したのは我々だが、 それを望んでやらせたのは、 幸福産業だったのだ。

感動や幸福が贋物である証明

感動とか幸福自体、贋物であった。幸福産業は、自我の主体性を抹消し、 人を産業組織の歯車とすることに成功した。幸福産業に取り込まれた人は、 最早葛藤を覚えることなく、 自分自身の非人間化、 即ち自己破壊を、 人間的なことと思って、 成功と幸福に感…

不動点として、職業や結婚、恋愛や勉強、 そういう新しい世界への切り替えが、 文明の破産に成り立つ。 *。 現代文明は破産してくれた。人類が同じスタートラインに立った。人は不動点作りの旅に立った。

人間人類理想として、戦争放棄と幸福放棄が現れた。地球世界に出しゃばりが現われたのは、日本だった。それが戦争放棄と幸福放棄だ。これを消点に、不動点を作る。これが人の生き方だ。

これが東洋思想の無に帰ることだろう。 *。 現代は、いろいろの文化の重ね合わせの世界だ。いろいろの文化の運動世界だ。ここに不動点を取る、 それは戦争放棄と幸福放棄を消点として実現する。

貧乏はよき世界の作り方であることが分かる。貧乏の作る普通、これが桃源郷だ。これが紫式部思想だ。 *。 紫式部は言う。光源氏をやるのは止めなさい。いいこともあるが、悪いこともある。 決算すれば、普通でない歪んだ世界となる。決算して普通になるには、…

普通、実は貧乏のことだ。貧乏ほど完全なものはない。 だから日本人は飢餓と餓死の世界を生きたのだろうか。対偶理論から言っても、 貧乏の対偶はよき人間世界だ。これは悪の世界ではない。 悪の支配の結果であっても、悪ではない。

だが世界がダイヤモンドだけで出来たいたら、 それは砂利や砂粒と変わらない。ごちゃごちゃしたものから、ダイヤモンドを作る。 これが人の生き方だ。

一方三つの不動点は、等価同型だ。 それをまとめると紫式部の普通哲学となる。これらの観測装置として、西田哲学がある。 *。 紫式部の言う普通は、 ダイヤモンド構造や球体構造という。これは完全だ。

人間人類地球社会の構造

人間世界の運動空間に、三つの不動点があることが分かった。 Goedelの不完全性定理とナッシュのい機構理論と負帰還理論だ。これらを三次元として世界空間を設定できる。

それは基本所得政策の実現だ。これは自動的に負帰還システムを創造する。 *。 俺はジャンク・ジャック、 恐れなき冒険。俺はジャンク・ジャック、 自由の精神。俺はジャンク・ジャック、 打ち負かされない力。俺はジャンクジャック、 神に栄光あれ。

つまり地球社会は、無力の自立を求めている。雇われて生きることを止めることだ。国家に依存することを止めることだ。

これは人類の基本所得政策で切り替えられる。これは世界を負帰還システムに切り替えることだ。これを実現する産業形式が、リサイクル産業だ。 *。 現在の公的資金の注入は、 国家権力のやる第二次ねずみ講だ。その最大の犠牲者である、有色世界までこれに従…

次に行うのが、新しい文明形態への切り替えだ。これは既に行われているリサイクル文明だ。 *。 経済のメルトダウンに見えたのは、文明のメルトダウンだ。これは悪徳権力を生きさせ、 そのために無力を死に廃棄するシステムだ。無力を生きさせ、 悪徳権力を死…

つまり消費型文明から、 リサイクル型環境産業への切り替えが必要になった。これは江戸文明がやったことだ。 *。 だから先ず、人類の最低生活の保証を行う。これは基本所得理論として知られている。 これを地球規模で行う。これに逆らうのが国家権力だ。 こ…

今起きている経済のメルトダウンは、 実は現代文明の崩壊であって、 経済だけの問題ではない。だから文明の再構築が必要だ。

ケインズ理論は繰り込み発振理論である

大恐慌は政治経済の発振であった。これへの対策がケインズ理論であった。 それは大恐慌をゼロに戻す繰り込み理論であった。即ち、大恐慌の解体と経済の再構築を行うものであった。 大恐慌をゼロに戻すために、 その逆成分を加えることだ。

これが構造理性の認識と理解である。

これが新自由主義グローバリゼーションであった。